自然の価値
資源としての自然の価値・・・
つまり、利用できる自然の価値のなかには、美学的な価値や宗教的な価値も含まれます。
ヒトは、その身体も魂も自然をよりどころにし、それを資源として生きています。
この倫理では、ヒトを中心にして考えられる、あらゆる資源としての自然の価値を重視します。
したがって、その実践的な目標においては、ミューアたちの意見も尊重し、ある程度の面積については原生的な自然の保護も考慮しました。
林業や牧場の経営主体など、一部の人々の利潤追求によって自然が過度に搾取され変質してしまった過去の歴史を憂い、自然資源は、政府によって所有され、管理される必要があるとも主張しました。
その意見はミューアの意見とともに、広大な面積の国立公園の設置など、実際に政策に取り入れられました。
ロマン主義的超絶主義保護倫理、資源保全倫理のいずれもが、人間中心の考え方です。
そこで強調されている自然の価値は利用価値です。