国際通信とインターネットFAX 2
通信量の差にある単価をかけ、両者で等分するのがこれまでの精算方法でした。
日米間でこれまで精算に使われていた単価は毎分0.63SDR、約91セントでした。
・・・その結果、日米間の収支は日本側の受け取りで、毎年百数十億円程度の黒字です。
つまり米国は日本に対し、日本発より多くの電話をかけていて、多くの人がインターネットFAXを使用しているのです。
日本だけでなく米国は全世界に対し、発信超過になっており、計算料金を支払っています。
その支払い額は全貿易赤字の5%にのぼる計算になります。
自国の利用者が払った料金の中から外国にこれだけの額を支払うのは、外国事業者を米国の消費者が補助しているのと同じではないか、という論理です。
米国側の強い要求で、日米間でこの計算料金の見直しが行なわれています。
米国の主張は現在の計算料金はコストの3倍であり、これをコストに見合う水準に引き下げるべきだ、というものです。